FcRnの発見とEfgartigimod開発の歴史

エフガルチギモドはSally Ward先生が主導するFcRnの研究から誕生しました。

この動画では、そのSally Ward先生ご自身に、FcRnの発見の経緯からそれがどのようにエフガルチギモドの創薬に繋がったかの道のりを語っていただいています。

詳細なFcRn研究の情報やエピソードがSally Ward先生ご自身の言葉で紹介されていますのでぜひご視聴ください。

ウィフガート/ヒフデュラの有効成分エフガルチギモドの開発ストーリー(動画)

【再生時間】42分31秒

オープニング:FcRnの発見とEfgartigimod開発の歴史

1980年代のFcRnの発見から2021年のウィフガートの発売までの概要を紹介しています。

第1章: FcRnの生物学的機能

1990年代以降、次々に発見されたFcRnの様々な機能を紹介しています。研究の結果、FcRnはIgG及びアルブミンと結合すること、全身に分布すること、またIgGのリサイクル及びトランスサイトーシスを担うことがわかりました。

第2章: 抗体エンジニアリング:半減期延長技術

FcRnの生物学的機能が明らかになり、そこから開発されたNHanceをはじめとしたIgG抗体の半減期を延長する技術を紹介しています。

第3章: FcRn阻害剤を生成するためのFcエンジニアリング

半減期の延長とは逆に、体内のIgGを通常よりも早く消失させ、病因性のあるIgG自己抗体を除去するためのFcエンジニアリングであるABDEG技術について紹介しています。エフガルチギモドは、ABDEG技術によるFcRn阻害剤です。

第4章:エフガルチギモドの誕生 ーFrom Bench to Bedsideー

最後に、ABDEGの技術がどのようにエフガルチギモドの誕生に繋がったかを紹介しています。またFcフラグメント製剤の特徴についても紹介しています。

JP-VJP-23-00661(2023年11月作成)