VYVリズム ケースレポート

全身型重症筋無力症(gMG)の治療薬ウィフガートで治療を行った症例について、病型ごとに紹介しています。
患者さん一人一人に適した投与リズム(VYVリズム)を見つけていただくご参考となれば幸いです。

「禁忌を含む注意事項等情報」等は電子添文をご参照ください。​
紹介した症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。
本症例の提示は患者の同意を得ております。​

g-EOMG:早期発症MG
(AChR抗体陽性)

20代女性 g-EOMG患者
20代で発症。
血漿交換、免疫グロブリン療法、補体C5阻害薬による治療で症状改善が得られない20代女性g-EOMG患者
関西医科大学総合医療センター
脳神経内科 教授
 近藤 誉之 先生
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30代女性 g-EOMG患者
NEW
20代で発症。
年1回のIVIg実施で大きな増悪はないが、症状改善や勤務時間の延長を目指している30代女性g-EOMG 患者
熊本大学病院
脳神経内科
 今村 美智恵 先生
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g-LOMG:後期発症MG
(AChR抗体陽性)

50代男性g-LOMG患者
NEW
50代で発症。
嚥下障害が強く、発症後2ヵ月でウィフガートを開始し、その後改善が認められた50代男性g-LOMG患者
和泉市立総合医療センター
脳神経内科 部長 濱田 征宏 先生
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g-TAMG:胸腺腫関連MG
(AChR抗体陽性)

30代男性 g-TAMG患者
30代で発症。
胸腺摘除後症状は安定していたがその後増悪し、頻回の血漿交換療法により症状をコントロールしていた30代男性g-TAMG患者
高知大学医学部 脳神経内科学教室 助教
 森田 ゆかり 先生
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30代女性 g-TAMG患者
発症1ヵ月で、胸腺摘除術の前に経口プレドニゾロン減量を目指しウィフガートを投与した30代女性g-TAMG患者
国立病院機構 関門医療センター
脳神経内科 医長
 田中 信一郎 先生
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g-MuSKMG: MuSK抗体陽性MG

20代女性 g-MuSKMG患者
10代で発症。
入院治療が難しいが、早期速効性治療でも症状改善がみられない20代女性g-MuSKMG患者​
慶應義塾大学医学部 神経内科 准教授
 鈴木 重明 先生
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40代女性 g-MuSKMG患者
30代で発症。
年に2~3回程度速効性治療を施行してもMM-5mgを達成できない40代女性g-MuSKMG患者
横浜市立大学附属 市民総合医療センター
脳神経内科 講師
 岸田 日帯 先生
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40代女性 g-MuSKMG患者
NEW
20代で妊娠中に発症。
ウィフガート治療中に帯状疱疹などの感染症を併発しながら投与を継続している40代女性g-MuSKMG患者
広島市立広島市民病院
脳神経内科 部長
 上野 弘貴 先生
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g-SNMG:抗体陰性MG

40代女性 g-SNMG患者
30代で発症。
離職を経験し、頻回の速効性治療(入院治療)でも状態が安定しない40代女性g-SNMG患者
総合花巻病院 脳神経内科 部長
 長根 百合子 先生
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70代女性 g-SNMG患者
50代で発症。
糖尿病悪化のためステロイドパルス療法を継続できず、血漿交換療法や免疫グロブリン静注療法を希望しない70代女性g-SNMG患者
総合花巻病院 脳神経内科 部長
 長根 百合子 先生​
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30代女性 g-SNMG患者
30代で発症。
苦しいけれど診断がつかない30代女性g-SNMG患者
聖マリアンナ医科大学 脳神経内科
講師
 櫻井 謙三 先生
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[参考] 症例報告論文

60代女性g-SNMG患者
NEW
30代で発症。重度の球症状を伴い、標準療法に対する忍容性が不良の60代女性g-SNMG患者
Neuroimmunology and Muscle Pathology Unit, Fondazione IRCCS Istituto Neurologico C. Besta
Rita Frangiamore
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※ウィフガートの「効能又は効果」及び「用法及び用量」​

4. 効能又は効果 全身型重症筋無力症(ステロイド剤又はステロイド剤以外の免疫抑制剤が十分に奏効しない場合に限る)​

6. 用法及び用量 通常、成人にはエフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)として1回10mg/kgを1週間間隔で4回1時間かけて点滴静注する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。​

JP-VJMG-24-00102(2024年3月作成)