全身型重症筋無力症(gMG)でウィフガートを投与される患者さんに、ウィフガートの作用機序を説明するための動画をご用意 いたしました。
イラストアニメーションを用いて、人体とgMG、そしてウィフガートの仕組みを物語形式で親しみやすく表現しています。
診察の際に患者さんへの説明ツールとして、ぜひお役立てください。
全身型重症筋無力症(gMG)でウィフガートを投与される患者さんに、ウィフガートの作用機序を説明するための動画をご用意 いたしました。
イラストアニメーションを用いて、人体とgMG、そしてウィフガートの仕組みを物語形式で親しみやすく表現しています。
診察の際に患者さんへの説明ツールとして、ぜひお役立てください。
AChは、脳から筋肉を含む身体のさまざまな部分にメッセージを伝える神経伝達物質です。
AChRは、筋肉に発現する受容体の一種です。神経から筋肉へのメッセージを受け取ります。
IgG抗体は、免疫系によって作られるY字型のタンパク質です。IgGなどの抗体は、感染症や病気から身体を守る上で重要な役割を果たします。
MGの原因となるIgG自己抗体です。神経から筋肉へのメッセージ伝達を妨害します。
FcRnはIgG抗体と結合し、IgGが長く血中に留まる役割を持つ受容体です。
(イラストの緑色は結合するIgG抗体で、黄色の部分がFcRnです)
ウィフガートは、FcRnの親和性を高めるように設計されたヒトIgGのFcフラグメント製剤です。IgG自己抗体を含むIgGと競合的にFcRnと結合します。
(イラストの水色部分は結合するウィフガートで、黄色の部分がFcRnです)
MGは病原性のあるIgG自己抗体によって神経から筋肉へのメッセージ伝達が阻害されて生じる自己免疫疾患です。その結果、筋力低下が起こり、gMG患者さんはさまざまなMG症状に悩まされることになります。
JP-VJMG-25-00014(2025年2月作成)